これまでのMBAに物足りなさを感じている人へ

本を読んでも体験できない学びが、ここにある

無意識のうちに、自分の興味や経験に合う情報だけを見ていないでしょうか。至善館では、今まで見過ごしてきた、あるいは意識的に避けてきた現実と正面から向き合う場を提供します。不確実性と複雑さに満ちた現代社会を深く理解し、独自の発想で未来を描き、自ら率先して行動できる人材の育成を目指しています。

サステイナビリティ時代のMBA

グローバルリーダーを輩出する
持続可能な社会のためのリーダーシッププログラム

資本主義が希求する右肩あがりの成⻑は、⼈⼝の爆発的増加とあいまって、地球の限界(プラネタリ
ーバウンダリー)を脅かしています。
至善館では、近代とともに誕⽣した欧⽶流の⺠主主義を基盤とする資本主義を分析の出発点に置きつ
つ、経済社会システムの未来を展望します。
様々な専門科目を通し、経済社会システムが抱える⽭盾を多面的に掘り下げ、より持続的で、より公
正で、より包摂的な未来を実現するためのアクションを模索します。

リーダーシップの本質を学び、
経営のプロフェッショナルを目指す

2,000人のビジネスパーソンが選んだリーダーシッププログラム

至善館のMBAプログラムは、20年以上にわたり2,000人を超えるエグゼクティブにリーダーシッププログラムを実施してき
た特定非営利活動法人(NPO)アイ・エス・エル(ISL)の独自のカリキュラムを基礎に設計されています。

リベラルアーツと内省を軸に、経営スキルや創造的な思考法も組み合わせたカリキュラムを通して、
イノベーティブでかつ人間性豊かなリーダーを育成します。

仲間とともに深める自己の内省と探求

多様性から学ぶ環境で、生涯の友を見つける

毎年、日本語クラスと英語クラスが開講され、世界から多様なバックグラウンドを
持った仲間が集結しています。

至善館の講義は、インタラクティブなクラス運営を重視しており、言語や文化の壁
を越えた学びを実現し、グローバルな視野とローカルな実践を融合させ、複雑な社
会に対応できる力を育成しています。

至善館が学生に選ばれる理由

Why Shizenkan is chosen by students

豪華な教員陣から実践的な学びを得る

独自のカリキュラムを通じて、理論と実践を統合した学びを展開 します。
実用的な知識とスキルの獲得に重点を置き、現場で即活 用できる能力を養成します。
現役の経営者やコンサルタントによる生きた経験に基づく講義を 受け、
リアルな学びを得ることができます。さらに、実際の事例 を用いたケースディスカッションを通じて、
問題解決能力を磨き ます。 これらの学習プロセスを通じて、
実務で不可欠なチームワークと リーダーシップのスキルを培い、
即戦力として活躍できる人材を 育成します。

一人ひとりに寄り添う、学びのサポート少人数制だからこそ、一人ひとりの可能性を最大化

至善館では、1人の学生に対し1人の専任の教員がアカデミッ クメンターとしてつき、
2年間の学習をサポートします。ま た、教員と学生の割合は1:4と学生一人当たりの教員数は少 ないため、
教員と学生の距離が近く、個別のニーズに対応したきめ細やかな指導が受けられます。
ライフステージの変化が大きい世代の学生が多いため、柔軟
なサポート体制を整えています。学生の多様性を尊重し、
それぞれの事情や目標に合わせた教育とサポートを提供することで、
心理的安全性の高い学びの場を創出しています。

日本橋の文化と共に育む、至善館の学び

至善館は、歴史ある日本橋地域に根ざした開かれた教育機関 を目指しています。
地元の町会活動に積極的に参画し、三社 祭りや日本橋橋洗いなどの伝統行事には、
至善館の学生が大 勢参加します。 また、「デザイン思考」の授業では日本橋地域でのフィール
ドワークを実施し、学生の実践的な学びを促進しています。
さらに、大学運営や教育プログラムに地域の視点を取り入れ るため、
至善館の評議員会に日本橋の企業リーダーを招いて います。 至善館は地域との密接な連携を通じて、
地域に貢献しつつ、 より実践的で魅力的な教育環境を創出しています。

充実した学費支援制度

多様な方々に学んでいただくために奨学金制度を設けています
(最大 480万円)。さらに、厚生労働省指定の教育訓練給付金制度により、
最大112万円の追加支援も可能です。 また、特定分野に特化した奨学金制度
(難民支援、グローバル・イン パクト創出、国際協力、社会イノベーションなど)
を通して世界を変 える志を持つ学生をバックアップしています。
至善館は、経済的な制約を超えて、世界を変革する人材を育成する場 を目指しています。
経済的な理由で学びを諦めず、ぜひ至善館の奨学金を活用してくださ い。

至善館の独自の 教育アプローチ

Shizenkan’s unique approach to education

リベラルアーツを通して高い視座を身につける

至善館は、ビジネススキルだけでなく、独自のリ ベラルアーツ教育を重視します。
「何のために、 誰のために、何故」という目的を問う姿勢を育 み、歴史、哲学、
科学などを通じてリーダーとし ての価値観を確立します。これにより、単なる手 段の習得を超え、
世界の現状理解と未来洞察の基 盤を築きます。時代の潮流や社会の変容を読み解 く力を養い、
経営プロフェッショナルとしての深 い洞察力を培います

内省を通じたリーダーシップの旅

リーダーシップの原点は、内省を通じた自身 の「生きる」目的・意義の確認にあります。
自分自身との対峙を通じて、自分自身が大切 にしているもの、
自分自身の「心の声」を確 認するために、コーチング、アセスメント、
心理学を基礎とするワークショップ、経験学 習等を通じて全人格リーダーシップを涵養し ます。

至善館でみつける新しい挑戦

至善館には修士論文はありません。 至善館を卒業するには、2年間の学びを統合し、
自身が描く卒業後の展望を「事業構想書」として まとめ、その構想をプレゼンテーションして語る ことで、
仲間を増やす体験をしていただきます。 社会性とビジネスを両立するようなプランは何 か、
信頼と共感を集めるリーダーとは何か、など を実体験していただき、
それをファカルティの指 導を受けながら、クラスメイトとの議論の中で深 めていきます。。

西洋の合理性と東洋の精神が共鳴する場 両輪で磨く次世代リーダーの資質

アジアには、主客非分離の一元論、徳治による王 道主義、自然との共生観など、
独自の文化、精神 土壌が根付いています。至善館のプログラムで は、
米国型B-School教育の持つ西洋の合理的思考 を基軸としながらも、東洋思想や、
禅・瞑想をカ リキュラムに取り入れることで、西洋とアジアの 思想の橋渡しを行い、
未来に求められる経営やリ ーダーシップのあり方を追求します。

世界のビジネススクールと連携

世界各地の教育機関・研究機関とのパートナーシップを 結ぶことを通じて、21世紀、
22世紀に求められる新た な教育パラダイムを作り出し、
世界に発信していくこと に共同で取り組んでいます。
至善館とIESE(スペイン)が協働で実施するFuture of Capitalismプログラムでは、
世界5大陸・16校のビジネ ススクールから200名を超える学生が参加しています。
学生は、政治・経済分野の世界的なトップリーダーとの 対話を通し、
サステイナブルな資本主義について議論し ます。

社会を変革するための知の拠点

社会に開かれた知の開発拠点として「至善館経営研究プラットフォーム」 を設置し、
テーマごとに「研究センター」を設けています。現在、インパ クトエコノミーセンター、
リベラルアーツセンター、ネゴシエーションセ
ンターが稼働しており、様々なイベントや勉強会を開催しています。
また、至善館の授業の内容をまとめた「至善館講義シリーズ」
が光文社から2冊出版されており、至善館の学びを外部の方に
も知っていただいています。2024年7月からは、SSIRJ(スタ ンフォード・ソーシャル・イノベーション・ジャパン)の事務
局を至善館に設置し、社会課題解決に向けたハブとしての機能 も活性化しています。

第一線で活躍する 専門家から、 幅広い知識を学ぶ

Learn a wide range of knowledge from experts who are active on the front lines

内なる葛藤と向き合う。リーダーに求められる高潔さと倫理観

東京大学法学部卒業後、日本興業銀行入行。マサチューセッツ工科大学(MIT)
スローン スクールより経営学修士号(MBA)、ハーバード大学より経営学博士号(DBA)取得。
ハー バード大学ジョン・F・ケネディ行政大学院特別生、ロンドン大学ビジネススクール助教 授、
ス カンジナビア国際経営大学院客員教授、インシアード経営大学院(フランス、シン
ガポール)助 教授を経て帰国。2001年7月、全人格リーダーシップ教育機関アイ・エス・
エル(ISL、Institute for Strategic Leadership)を創設。米国型MBA教育のあり方を、
日 本とアジアから再構築し、グ ローバルに開かれた全人格リーダーシップ教育を実践する。
ISLでの18年に渡る実践を基礎に、 2017年学校法人至善館を設立。

担当科目:企業論 ―企業、市場そして社会―、経営政策の論理と実践、リーダーとしての 生き方

野田 智義 Tomoyoshi Noda
学長
教授

大学院大学至善館 創設者

アイ・エス・エル(Institue for Strategic Leadership)創設者

ハーバード大学 経営学(経営政策)博士

交渉学で、問題解決力を持ったリーダーに成長する。

アメリカ上院議員事務所客員研究員、ジョージタウン大学ロー・スクール客員教授、
世界 経済フォーラム(ダボス会議)「交渉と紛争解決委員会」委員などを歴任。
日本における「リーダーシップ基礎」・「交渉学」の研究・教育の開発に取り組んでい る。
近著:『「リーダーシップ基礎」入門』東京書籍、『ハーバード×慶應流 交渉学入門 』
(中公新書ラクレ)など。至善館ネゴシエーションセンター長。
担当科目:リーダーシップと交渉学

田村 次朗 Jiro Tamura
教授

慶應義塾大学名誉教授

日本説得交渉学会 会長

ハーバード・ロー・スクール修士

世界の複雑さを紐解く鍵、システム思考。 未来を創るリーダーに必須のスキルを学ぶ。

『不都合な真実』(アル・ゴア氏著)の翻訳をはじめ、環境・エネルギー問題に関する講演、
執筆、企業のサステナビリティや人財育成、研修等の活動を通じて、地球環境の現状や国内外の動きを発信。
持続可能な未来に向けて新しい経済や社会のあり方、幸福度、レジリエンス(しなやかな強さ)
を高めるための考え方や事例を研究。「伝えること」で変化を創り、「つながり」と「対話」でしなやかに強く、幸せな未来の共創をめざす。
また、システム思考やシナリオプランニングを生かした合意形成に向けての場づくり・
ファシリテーターを企業や自治体で数多く務め、意志ある未来を描く地方創生と地元経済を創りなおすプロジェクトに
アドバイザーとしてかかわっている。

担当科目:システム思考と持続可能性への挑戦、東洋思想に見るリーダーシップ、個人演習

枝廣 淳子 Junko Edahiro
教授

東京大学大学院教育心理学専攻修士

想いを言葉に、言葉を力に。効果的なコミュニケーションスキルを 身につける

1995年に「東京インターナショナルスクール」を共同設立し、2008年にはTEDxTokyo、
TEDxYouth、TEDxTeachersを設立。2012年には21世紀の学習者と教育者の役割を描いた短編ドキュメンタリー映画「21:21」を制作。2014年、『TED
Power』を執筆。2015年、『未来を生き抜くスキルはこう育てる』を執筆。2017年、
日本初のシンギュラリティ大学ジャパンサミットを開催し、2019年には150人以上にインタビューした『Strategies for
keeping Japan #1』を執筆。2022年にはOECDの高校生社会情動的能力調査の共同日本担当に就任。
その他、日本の大手企業や団体のアドバイザーも務める。
担当科目:思いとビジョンを伝える技法

Patrick Newell
教授

TEDxTokyo共同創設者

インパクト創出の学びと 実践の融合を生み出す

至善館インパクトエコノミーセンター所長も務める。専門領域は社会的インパクトの創出と評価、
インパクトビジネスやNPO、フィランソロピー、ファンドレイジング、国際協力など。JICA、
外務省、米国NPOなどを経て2008年日本初のNPO・ソーシャルビジネス専門の戦略コンサルティング企業(株)ファンドレックス創業、
2009年日本ファンドレイジング協会を創設。課題解決先進国の実現に向けて、
寄付やインパクト投資などの民間資金による課題解決を促進している。

担当科目:インパクトビジネスとエコシステムの実践、社会的インパクトの創出とマネジメント

鵜尾 雅隆 Masataka Uo
副学長
教授

日本ファンドレイジング協会代表理事

至善館卒業生の声

Voices of Shizenkan alumni

高木 啓吾

(Class of 2023)

日本 不動産

世界を自分ごとに。至善館が広げてくれ た視野と視座

⾄善館での学びを経て、世界の課題と⽭盾に挑戦することに、⾯⽩さを⾒出すよう になりました。
複雑な問題も、個々の⼈間の想いや営みで形作られていると知り、
課題解決に向け てワクワクしながら挑戦したいと思う⾃分がいることに驚いています。
最⼤の変化は、「⾃分ごと」として感じられる世界の範囲が⼤きく広がったことで す。
⾄善館のプログラムを通して、企業や業界など、様々な垣根を取り払い、
社会 や企業活動を統合的に捉える視点が⾝につきました。また、損得勘定なく本気で向き合える
「仲間」の⼤切さを実感しました。同じ悩み を持つ同期と全てを曝け出し合えたことが、深い学びにつながりました。
この仲間 意識は、将来の挑戦において代えがたい財産となると確信しています。
「ひとりでは世界は変えられないが、仲間と⼀緒ならどんな壁でも乗り越えていけ る」
という信念が、⾄善館での最⼤の学びとなりました。

Liang Yue

(Class of 2024)

中国 アパレル

自己との対話を深めた至善館での学び

⼊学する前は、仕事と学業の両⽴に不安を感じていましたが、20ヶ⽉間を共に過 ごしたクラスメイトたちと助け合い、
絆を深め、充実した時間を過ごすことがで きました。 ⾄善館では、⾃⼰と向き合うことの重要性を学びました。
内省が苦⼿だった私で も、コーチングを取り⼊れたクラスでは、
⾃分⾃⾝や価値観を繰り返し⾃⾝に問 い続けることで、⾃⼰理解を深め、
⼈間的に成⻑することができました。カリキュラムの中で特に印象に残ったのは、
「東洋思想に⾒るリーダーシップ」 の授業です。中国の古典を読んで、⾔葉の意味を丁寧に解釈し、
⼼で感じ取る過 程で、リーダーシップのエッセンスを吸収するという、とても新鮮な体験でし た。
⽇々の業務や⾃社の課題に囚われず、より広い視野で問題意識を持ち続け、
⾃分 なりのリーダーシップを発揮しながら、⼀歩⼀歩前進していきたいと思います。

樽本 哲

(Class of 2024)

日本 弁護士

経営者としての新たな自覚

⾄善館での2年間の学びを通じて、私は経営者として⼤きく成⻑たという実感があ ります。
緻密に設計されたカリキュラム、優秀な教員とスタッフ、共に学んだクラスメイト たちは、
私にとって⽣涯⼤切にしたいギフトとなりました。 私にとって最⼤の変化は、リーダーとしての⾃覚が芽⽣え、
⼈と組織の成⻑に喜び と責任を感じるようになったことです。これまでの弁護⼈⽣を振り返りると、
経営 の質や組織の成⻑への意識の希薄さに気づかされました。また、
最良の経営とは何かを問い続ける⼒の重要性を学びました。⼈⽣の半ばで、
組織や経営にまつわるさまざまな概念について、⾃分なりの意⾒(持論)を持てた ことも⼤きな収穫でした。
今後の挑戦として、地域ファンドの運⽤を通じて地域の持続可能性向上に貢献する ことを⽬指します。
⾄善館での学びを活かし、社会に前向きな変化を⽣み出してい きたいです。

Tamari-Tutnjevic, Dora

(Class of 2024)

クロアチア・日本 ソーシャル

最前線で活躍するトップリーダーと 交わる学びの場

これまで、6か国で教育を受けたことがありますが、⾄善館のプログラムは、
「⼀貫 性」という点で、とても優れていました。様々な科⽬で得られる学びが巧みに組み 合わされ、
どんどん理解が深まっていくという、初めて味わう体験でした。 元⼤統領やノーベル平和賞受賞者、
伝説的なIT企業の初期メンバーなど、著名⼈と 直接対話できる機会が多くあり、
⾃分の思考の枠を広げることができました。また、優秀で尊敬すべきクラスメイトたちと切磋琢磨し、
共に学べたことは⾮常に 貴重な経験でした。80⼈以上の全⼈格リーダーたちに囲まれ、⼀般には「クレイジ ー」
とされるようなアイデアでも、共感し合える環境がそこにはありました。
所属 会社もセクターも国籍も何もかもが違うのに、です。 今後については、
リーダーとしての膨⼤な責任にどう向き合うべきか、戸惑いも感 じています。
家族を⼤切にしながら、後悔のない選択をし、全⼈格的に取り組みた いです。

学生のデモグラフィー

日本人










外国籍


定員/年:日本語クラス40名, 英語クラス

平均年齢:35歳


個人応募










企業派遣


多様性と少人数制が共存する学習環境

20以上の国と地域をルーツに持つ


ビジネス出身










ノンビジネス出身

NPOや公益財団など、ソーシャルセクターに所属する学生も活躍。

アドミッションイベント

Admissions Events

至善館では、体験授業、学校説明会等を定期開催しています。 体験授業では、
至善館の教員による模擬授業を通じて、至善館での学びを疑似体験していただくことを目的にしています。
学校説明会では、至善館の教職員より、至善館設立の理念や社会への問題意識、
MBAプログラムのカリキュラムの概要、アドミッションや奨学金制度について説明します。
いずれも、インフォーマルな場ですのでお気軽にご参加ください。

イベント参加者の声

Voices of Event Participants

一歩の勇気が、人生を変えた

土田麻依

(Class of 2023)

経営について勉強したいと思い、いろいろ調べていた ら、
オンライン検索で⾄善館のことを知りました。それ まで、MBAはお⾦儲けの匂いがあって好きではなかった のですが、
⾄善館は社会性も兼ね備えたリーダーの育成 を⽬指している、ということに興味を持ちました。
ただ、⾄善館はオンラインでは情報があまり多くなく、 ウェブサイトを⾒ると、「とてもレベルが⾼そう。
私で は合格できないだろうな。」と思っていました。 ただ、試しに参加した体験授業で、
⾄善館のカリキュラ ムを詳しく知ったら、⾮常に興味を持ちました。「やっ ぱりチャレンジしたい」と思い直し、
出願することにし ました。 ⼀度は諦めかけた⾄善館ですが、卒業する際には、最終 発表会で3位に⼊賞し、
成績上位15%に贈られるアカデ ミック・ディスティンクションも獲得することができま した。あのとき、
体験授業に参加しなかったら、こんな 未来は⾒れなかっただろうな、と思うと、
あのとき勇気 を出して、⼀歩を踏み出してよかったと⼼から思ってい ます。

人生のギフト〜至善館での2年間

Lee, Jadz Jevz Venzon

(Class of 2023)

これまで、6か国で教育を受けたことがありますが、⾄善館のプログラムは、「⼀貫 性」という点で、
とても優れていました。様々な科⽬で得られる学びが巧みに組み 合わされ、
どんどん理解が深まっていくという、初めて味わう体験でした。 元⼤統領やノーベル平和賞受賞者、
伝説的なIT企業の初期メンバーなど、著名⼈と 直接対話できる機会が多くあり、
⾃分の思考の枠を広げることができました。また、優秀で尊敬すべきクラスメイトたちと切磋琢磨し、
共に学べたことは⾮常に 貴重な経験でした。80⼈以上の全⼈格リーダーたちに囲まれ、
⼀般には「クレイジ ー」とされるようなアイデアでも、共感し合える環境がそこにはありました。
所属 会社もセクターも国籍も何もかもが違うのに、です。 今後については、
リーダーとしての膨⼤な責任にどう向き合うべきか、戸惑いも感 じています。
家族を⼤切にしながら、後悔のない選択をし、全⼈格的に取り組みた いです。

東京駅が徒歩圏内 日本の⽞関口で、世界への扉を開く

至善館のキャンパスは、東京日本橋に位置してい ます。
キャンパスがある日本橋高島屋三井ビルディング は、東京メトロ日本橋駅と地下から直結してお り、
東京駅にも徒歩圏内であるなど、良好な交通 アクセスを可能としています。

出願について

求める人物像

至善館は、ビジネスセクターだけでなく、国際機関、国や地方自治体などのパブリックセクター、
さらにはNGOやNPO、社会企業といったソーシャルセクターからの学生も広く受け入れています。
至善館の学生は以下のような資質を兼ね備えていることが期待されます。

  • 自分自身の手で人生を切り拓こうとする姿勢
  • 知的な吸収能力と本質的な思考力
  • 人、組織、社会/世界への深い問題意識と、他者への貢献意欲

選抜方式

第一次選考 書類審査

第二次選考:面接審査

出願締切

3回の出願締め切りを設けています。それぞれの締切日までに出願された方について順次選考を行い、合格者を決定します

第1次締切:2025年1月10日

第2次締切:2025年4月月10日

第3次締切:2025年5月31日(奨学金申請締切)

募集要項

奨学金について

国籍やセクターを越えて、多様なバックグラウンドを持つ人々が共に学ぶことによる相互触発と創発的協働を期待し、至善館独自の奨学金制度を設けています。奨学金は、1,000,000円(2年間)の学費給付を原則としていますが、とりわけ優秀である方、経済的な事情によりこれ以上の支援を必要とする方については、4,800,000円を上限に給付を行っています。

奨学金募集要項

  • グローバル・インパクト創出奨学金 / Global Impact Maker Scholarship
  • 国際協力人材奨学金 / International Development Professionals Scholarship
  • 社会イノベーション創出奨学金 / Social Innovators Scholarship
  • Europa House-Shizenkan 奨学金 / Europa House-Shizenkan Scholarship
  • 難民高等教育奨学金 / Refugee Higher Education Scholarship

出願する

個別出願相談、キャンパス見学の申し込み

Individual application consultation and campus tour application

出願に際し、ご不明な点がございましたら、こちらから個別⾯談をお申し込みください。アドミッション全般に関わることだけでな く、プログラムの内容や特徴、学⽣のバックグラウンドなどについて、個別にご説明・ご相談させていただきます。オンラインもしく は⾄善館キャンパスでの開催となります。


1 Infinity Street, Cupertino, CA95014, USA


Call Free: +1 376-227-3126


Fax: +1 212-376-5575


smart.edu


info@smartu.edu


Mon – Sat: 9AM – 6PM



Feedback Form



よくあるご質問

frequently asked questions


Q.

将来やりたいことが明確にあるわけではないし、リーダーになりたいとも思えていません。
それでも至善館のプログラムに関心があるのですが、出願してもよいのでしょうか?

A.

はい、ぜひ出願してください。至善館では、リーダーはリーダーになろうと思ってなるものではない、
と教えています。自己を内省し、自身の存在意義を確認する中で、
これからご自身がどう生きたいのかを考えていただくのが、至善館のプログラムになります。
卒業した学生の多くも、入学時は問題意識が曖昧だった方は多くいらっしゃいます。
至善館の2年間のプログラムを通じて、学生は社会への理解を深め、志を高め、
明確なビジョンを持てるようになります。そして、その挑戦の過程で、
リーダーシップは自然に身につくものだと思います。ご自身の内なる声に耳をすませてください。

Q.

仕事や家庭との両立が可能か心配で、出願を躊躇しています。

A.

至善館に通学する学生のほとんどはフルタイムで仕事を持った方々です。
世代的に家庭を持った方も多いです。確かに、仕事や家庭と学業との両立は、
皆さん苦労されるところではあります。ただ、ご自身で日々の生活時間を調整したり、
職場の人や家庭でのパートナーから学業に使う時間の理解を得たりするなどして、
勉強を続けております。卒業生がどのように仕事や家庭と両立しながら勉強を続けてきたか、
もしご関心がありましたら、様々なケースについてご紹介いたしますので、個別面談にお申し込みください。

Q.

至善館の授業料が高くて、出願を躊躇しています。

A.

至善館のMBAプログラムは、国内のビジネススクールと比べると授業料が高く設定されており、
2年間で500万円になります。アルムナイの多くからは、高額な学費も
「プログラムの品質に見合っており適切な金額設定」との評価をいただいております。
至善館では、経済的な事情等により支払いが困難な方を対象に、
奨学金制度(最大2年間で480万円を支援)、厚生労働省が実施する専門実践教育訓練給付金
(2年間で最大112万円)、学費ローンといったサポートを提供しています。
ご自身が対象となる支援内容についてご関心がございましたら、ぜひ個別相談にお申し込みください。

Q.

至善館のプログラムは、時間的な拘束が長く、負荷が大きくて大変だと聞きました。

A.

至善館の卒業に必要な取得単位数は、他のMBAスクールと大きくは変わりません。
至善館のプログラムはビジネススキルだけではなく、哲学や資本主義、
宗教を通じた世界の多様性、社会の成り立ちといった、非常に広範なテーマを扱います。
クラスにおいては、ディスカッションをしていただく機会がたくさんありますし、
また、書籍や記事をリーディングとして読んでいただくことや、
ご自身でレポートを書いていただきます。

至善館は学生同士の学び合いを重視しており、グループワークやグループプレゼンテーションが、
各科目で設定されています。一人で学ぶよりも、多様な意見からの学びの体験としても重要な要素です。
これも他のビジネススクールにはない、体験型の学習であり、
それにかかる学生の負荷も大きいかもしれません。至善館では、
毎年、学期が始まる前に通年のコースの見直しを実施しており、学生の声を反映しつつ、
品質を落とさないかたちで、学生の皆さんが学びやすい環境づくりに努めています。
特に、今年は、至善館のカリキュラムを大幅に改訂しており、学びの質を重視しながら、
グループワークの負担やキャンパスに通学する回数などを調整しました。
詳細についてはアドミッションイベントや個別相談を通してご説明いたします。

Q.

ビジネスのキャリアがなく、授業についていけるか心配です。

A.

ビジネス系科目については、ビジネスの経験が少ないと苦労するかもしれません。
授業中で得られる学びに限界を感じることはあるかもしれませんが、
その体験が、数年後に意味があると思えそうでしたら、ぜひ出願をチャレンジしてみてください。

至善館では、ダイバーシティーあふれる学びの場を目指しています。これは、
至善館で扱う様々なテーマをディスカッションするのに、多様なバックグラウンドのある方々が集まることで、
さらに深い洞察をお互いに得られるというメリットがあるからです。至善館では、
ビジネス系科目だけでなく、リベラルアーツ系科目があり、ビジネス経験に左右されない、
個人としての考え方や哲学が問われるクラスがあります。また、
ソーシャルを切り口にしたディスカッションの機会も非常に多くありますので、
通常のMBAプログラムに比べると、ビジネスセクター以外の方が活躍できる場が多くあります。

Q.

遠方からの通学はできますか?

A.

これまでも、首都圏以外の地域、例えば関西や東北で働いていて、
至善館に通われている学生はいらっしゃいます。ですので、首都圏の方しか通えないわけではありません。
もちろん、オンラインクラスはどこからでもご参加いただけますが、オフラインクラスについては、
キャンパスでの参加を必須としていますので、
オフラインでのクラスがある際には、キャンパスにお越しいただくことになります。

Q.

講義の頻度はどれくらいですか?また、入学した後の生活のペースについて詳しく知りたいです。

A.

クラスは平日夜及び、休日に実施されます。通常、1週間に2回の講義が実施され、
平日夜3.5時間、休日(土曜か日曜のどちらか)7時間が講義日となります。教室の空き状況や、
担当教員の予定を調整して、授業開始の2~3カ月前にスケジュールが学生に伝えられています。
入学後の生活はこちらのサンプルをご参照ください。

Q.

至善館では、英語力も必要だと聞きました。

A.

日本語クラスに入学すると、一部英語でのセッションがあります。そこでは、
英語クラスのクラスメイトとディスカッションをして、一緒に発表をしていただくことや、
英語でスピーチやプレゼンテーションを行う機会があります。
これからリーダーとして成長していく上で、グローバルに世界の人々と関わる機会があることは間違いなく、
そこでは英語は必要になりますので、自信がない方は、これを機会にブラッシュアップする、
という気持ちで取り組んでいただければと思います。ちなみに、過去の学生たちは、
どれだけ英語ができなくても、持ち前のコミュニケーション能力と身振り手振りで、
しっかり切り抜けています。

Q.

日本語クラスと英語クラスの内容は異なりますか?日本語クラスに入学後、
一部英語クラスの授業を受けることはできますか?

A.

至善館のプログラムの中核となる必修科目に関しては、日本語クラスと英語クラスで同じ内容で行います。
2年生に提供される選択科目については、多くを日本語クラスと英語クラスで同じ内容で提供していますが、
一部、日本語だけ、英語だけで提供される科目があります。

入学以降は原則として、科目ごとで言語のスイッチは認めていません。
最初に入学したクラスが卒業まで続きます。ただし、2年生で実施される選択科目に関しては、
学生にとってよりチャレンジングな言語で受講いただく場合には、言語スキルを確認した上で、
違う言語で受講いただくことを可としています。例えば、
日本語クラスで学ぶ日本人の方が英語の選択科目を受講いただく、といったケースは認められています。

Q.

出張等の海外出張があり、キャンパスで行うクラスを欠席する場合、単位取得に影響はありますか?

A.

すべてのクラスをZoomを通してオンラインで配信・録画しています。
リアルタイムで外部からオンラインでの受講は可能ですが、オブザーブ参加とみなされ、
欠席扱いになります。クラスの録画映像は数日以内に学生に共有されますので、
映像を見てキャッチアップ・復習することが可能です。ほとんどの科目は、
全クラスの出席を求めておらず、科目によって欠席できる回数が決められていますので、
欠席をしたとしても出席要件の範囲内の回数であれば、単位取得には問題ありません。

Q.

留年、落第などの事態は発生するのでしょうか。
在学中に、やむを得ない事情で通学できなくなった場合はどうなりますか?

A.

至善館の学位が価値あるものであるためには、学生の皆さんにとってタフな学びの挑戦でなければならない、
と考えています。レポートや試験を通じて、一定レベルの学びを得たということが確認できない限り、
単位が認められることはありません。そのため、多忙などの理由で十分に授業に参加できなかったり、
試験やレポート等で十分なパフォーマンスが出せない、等の理由で単位が取れず、
再履修になることがあります。また、1年生から2年生に進級する際に、
一定の単位数が取得されていなければ、2年生に上がることはできません。

業務の状況や健康、家庭環境などの事情から、学習の継続が困難になるケースもあるかと思います。
そうした場合には、休学制度をご利用いただけます。休学については3年間を上限とするなど、
一定の制限がありますが、過去に休学されたのちに復学され、無事に卒業されたケースもあります

Q.

奨学金はどのような方が獲得できますか?

A.

候補者それぞれの実績や今後の成長の伸び代、また、金銭的なニーズがどれくらいあるか、
ということを総合的に判断をしております。至善館としては、パッションや問題意識、
深い思考力を持っていて、至善館での学びを通じて全人格な経営リーダーとして成長されそうな方について、
金銭的な問題がある場合には、できるだけ支援を提供したいと思っています。
また、そのことを通じて、多様な方に至善館で学ぶ機会を提供することを目指しています。

Q.

大学を卒業していませんが、受験資格はありますか

A.

募集要項にある通り、原則的には学部卒か同等の学歴をお持ちであることを出願要件としています。
しかし、職務経歴等を拝見して、十分な経験や実績をあげており、
至善館での学びに取り組む上で土台となる能力をお持ちだと判断された場合には、
通常の選考過程にに進んでいただいてます。これまでにも、大学卒業資格のない方の入学は複数実績がございます。
ご不明な点がありましたら、事前に詳しくお話を伺い、面接選考に進む基準を満たしているかどうか、
判断をしてお伝えすることも可能ですので、ぜひ個別相談にお申し込みください。

Q.

学生の業界構成は?

A.

学生の出身業界に大きな偏りはなく、製造、金融、インフラ、流通、ITなど、
様々な分野の方に学んでいただいています。また、企業で働く方が80%程度ですが、
それ以外にも官公庁や政府系機関、NPOなどのノンビジネスセクターの方も多くおられます。
こうしたバックグラウンドの多様性、さらには出身国の多様性を保つことで、幅広い考え方や視点、
問題意識がクラスルームで交わることが、学生の皆さん全員の学びにつながっています。

Q.

入学前に、事前学習をしておきたいのですが、どのようなことを学んでおくとよいでしょうか?

A.

会計・財務の基礎知識については、入学直後に開講される科目であること、
また、ビジネス経験のない方や、ビジネス経験があってもそうした領域に馴染みのない方が苦戦しやすいことから、
事前に学習されることをお勧めしています。
合格をされた方には、会計・財務に関する基礎勉強の教材についてご案内しています。

Q.

シラバスがあれば、見せていただきたいです。

A.

こちらのリンク先に最新のシラバスを公開しております。

Q.

単科コースはあるでしょうか?

A.

はい、ございます。毎年、9月から2月に開催される選択科目の一部で科目履修生を募集しています。
今後募集を予定している科目履修対象コースは以下になります。
募集が開始した際には、ウェブサイト・SNS・メルマガにてご案内いたします。

科目名 言語 開講時期 案内時期
社会イノベーション創出の挑戦~NPO・行政が生み出す社会イノベーション 日本語 2024年11月~12月 2024年9月
Challenge of Driving Social Innovation 英語 2024年11月~12月 2024年9月
Entrepreneurship and Business Start-up 英語 2024年11月~12月 2024年9月
Entrepreneurship and Business Start-up 英語 2024年11月~12月 2024年9月
Global Management: Strategy, Organization and Leadership 英語 2025年1月~2月 2024年11月
リーダーシップと交渉学 日本語 2025年1月~2月 2024年11月
Leadership and Negotiation 英語 2025年1月~2月 2024年11月